テクノロジーで子育てサポート
(辰野博一 ショートエッセイ)
タクシー相乗りで子どもの送迎サービスを提供するスタートアップのhab(横浜市)が、2024年1月に企業の協賛などによるデジタルタクシーチケットを活用した低価格の送迎サービスの試験走行を開始します。
habの代表豊田洋平氏は、子どもの頃に、共働きの親が習い事の送迎でとても疲れている姿を見てきたことを思い出し、この事業を着想したといいます。そして、ユーザーヒアリングによって、かつての自分の親と同じように送迎に対するペインを持っている家庭が数多くあるということが分かったといいます。
habの送迎サービスは
・予約、決済、運行状況の確認など、送迎のすべてをスマホで完結
・お子様の行動に合わせてLINE通知したり、乗車中の車内画像やタクシーの位置情報など遠隔から把握できる
・各家庭から乗降時刻・場所の要望データを集約して、AIが最適なルートを設定する
といった特長を有しており、テクノロジーの力で保護者なしでの安心安全な送迎を実現するとともに、コストの削減も実現して低価格のサービス提供を目指しています。
来年1月からの試験走行、そして4月からのサービス提供を前に、habは今年11月に、自身を主幹事企業とするコンソーシアム「こどものみらい共創プラットフォーム」を立ち上げています。コンソーシアムには、神奈川県、横浜市や地元のタクシー会社の他に、習い事事業者や医療機関、保険会社などが参画しています。習い事事業者や医療機関としては、地域住民への貢献はもちろん、これまで保護者による送迎の問題で通えなかった子供たちの需要を取り込めるというメリットがあります。
子育て世帯の負担軽減という社会課題に対して、「テクノロジーを活用」しつつ、「地域の企業や行政を巻き込んで」解決に挑むhabのモデルは、このメルマガで以前取り上げた「インパクトスタートアップ」の理想的なモデルであるように思われます。収益性を高めるためにはユーザー数の拡大や稼働率の向上が必要と思われ、まずは横浜市での成功、そこからのエリア拡大が期待されます。
<参考URL>
日本経済新聞電子版2023年12月2日付「横浜で子ども相乗り送迎 24年1月にも試験走行」
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TOKYO STARTUP GATEWAY ホームページ 豊田洋平氏インタビュー
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